フランス ニースの物価は、高い? 学生1ヶ月の生活費はどれくらい?
みなさん、こんにちは!
個人的には、ニースはパリより格段に住みやすいと思っているMIMOSA(@ihmimosa)です。
ニースに住みたいけど、1ヶ月の生活費はどれくらいかかるんだろう?
という、疑問にお答えします。
ヨーロッパの中でも物価の高いイメージのあるフランス。
首都のパリは、住居費がかさむので、郊外に住むと圧倒的に生活費を抑えられます。
これは、東京も同じですね。
ニースの物価は、パリより安く、住みやすいですが、ニースもパリもフランスは基本的に外食費は高いです。
それでは、さっそくニースの物価を詳しく見てみましょう。
※1ユーロ=約130円(2021年3月)
目次
フランス・ニースの1ヶ月の生活費は、1000ユーロです。
ニースで一人暮らしをしていた時の家計簿を見ると、1ヶ月の生活費は最低1000ユーロあれば、
そんなに贅沢は出来ませんが、十分暮らしてはいけます。
1000ユーロというのは、贅沢品を買ったり、頻繁に外食をしたりしなかった場合の最低額です。
旅行に行ったり、レストランでの外食が続くと、1ヶ月1000ユーロ以上の生活費が必要となって来ます。
ただ、生活費がかさむ一番の原因は、住居費です。
シェア物件や、格安物件などで、この住居費を抑えることが出来れば、
1ヶ月1000ユーロあれば少しは余裕のある生活が出来るでしょう。
フランス・ニースの1か月の家賃
ニースで一人暮らしをした場合の1ヶ月の家賃は、500ユーロ~700ユーロほどです。
500ユーロは、小さなワンルームの家賃で、シェア物件などでは400ユーロ台で借りることが出来ます。
一方、700ユーロの予算があれば、30平方メートル以上の広めのワンルームや、日本で言う1LDKほどの物件を借りることが出来ます。
これくらいの広さがあれば、お友達や恋人とシェアすることも出来ますね。
私がワーキングホリデー時代に、一人暮らししていた時は、ニース中心地の「カルティエ ミュージシャン」という治安の良いエリアに住んでいました。
こじんまりとした17平方メートルほどの1Kのアパルトマンで、1ヶ月の家賃は600ユーロでした。
1年以上の長期の学生ビザをお持ちの方は、フランス政府から滞在許可証 (Carte de séjour)
が発行されます。
そして、滞在許可証が手に入れば、留学生でもフランス政府からの住宅手当(アロカシオン)を申請することが出来ます。
収入や条件によりますが、1ヶ月100ユーロ~200ユーロほどの住居費を抑えることが出来ます。
アロカシオンの申請には時間がかかりますので、滞在許可証が発行されたらすぐに申請手続きを開始しましょう。
フランス ニースの1か月の食費
農業が盛んなフランスでは、街にはマルシェが出て、ニース市民の胃袋を支えています。
マルシェでは、地元で採れた新鮮な野菜や果物が量り売りで売られていて、一人暮らしでも必要な分だけ、例えばリンゴやみかんが1つから購入することが出来ます。
マルシェやスーパーで食材を購入して、自炊をした場合、1ヶ月の一人分の食費は、200ユーロあれば十分でしょう。
ところが、レストランなどで外食をするとなると
と、日本より相場が高いので、自炊した場合とはかなりの差が出てきます。
学校のお昼休みは、近くのパン屋さんでバゲットのサンドイッチなどを買う生徒さんが多いです。
パン、デザート、飲み物のセットで8ユーロくらいで購入出来ますよ。
光熱費
光熱費のなかでも、水道代は家賃や管理費に含まれていることが多いので、
ここでお話するのは電気代(ガスが通っている所ではガス代)となります。
一人暮らしのワンルーム物件の電気代は、1ヶ月30~50ユーロくらいです。
これは、中央暖房か個別暖房かによって差が出てきます。
個別暖房の場合、電気ストーブつけなくてはいけないため、冬は電気代がかさみます。
中央暖房の場合は、建物全体の暖房を1つのボイラーで管理しているので、24時間暖かく、暖房代は管理費に含まれているので特にかかることもありません。
冷房は、ニースの一般家庭ではそこまで普及していないですし、冷房がなくても扇風機がなくてもそこまで苦にはなりません。
ニースの夏は日差しが強く暑いですが、湿気が少ないためでしょうか、日陰や家の中は比較的涼しいです。
(地球温暖化で寝苦しい夜が増える恐れはありますが。)
電気代は、日本に比べてもそんなに高くはないのですが、フランス人は間接照明を好み、電気を浪費する習慣がないようで、フランスで初めてホームステイをした時に、ベットサイドの電気をつけっぱなしで寝てしまった時にマダムから注意されました。
その時はフランス語も分からないし、フランスの風習も分からなかったので、理解するのに時間がかかりました。
ホームステイをされる予定の方は、このことを頭に入れておくとカルチャーショックが少なくてすむかもしれません。
▼ ホームステイについての詳細記事はこちらからどうぞ。
スマホ・インターネット料金
フランスの主な携帯電話会社は、
- Orange (オランジュ)
- SFR (エス・エフ・エール)
- Bouygues Telecom (ブイグ テレコム)
- Free (フリー)
などです。
この中で留学生に一番人気なのは、格安携帯会社のFree(フリー)で月19.99ユーロで、
こちらの価格には、フランス国内の通話とSMSが無制限、100GBまでのデータ通信が含まれていますので、大分お得な価格設定ですね。
▼ 短期のフランス留学の場合は、WIFIのレンタルがおすすめです。
交通費
ニースの路面電車(トラム)やバスのチケットは、リーズナブルな価格で購入出来ます。
・1回券は、1.5ユーロ
・10回券は、10ユーロ(1回1ユーロ)
・トラムとバスに7日間乗り放題のチケットは、15ユーロ
ニースの中心地は、歩いて回れるほどの大きさですし、
その中心地にあるインターナショナルハウスニース校の多くのホストファミリーは、徒歩でも通うことが出来る距離にあります。
ほとんどのホストファミリー宅からは、3分~40分ほど歩けば、通うことが出来るでしょう。
遊興費
フランスは、消費税20%と高く、日本のように頻繁に友達との食事やショッピングに出かけることはあまり出来ないかもしれません。
ですが、レストランの代わりにアペリティフやディナーに自宅に招いたり、
家で夕食を済ませてから、旧市街のバーやクラブなどに出かけたりします。
そして、カフェ文化が発達していて、天気の良い日の夕方からディナー前には、
カフェのテラスはコーヒーやアペリティフを楽しむ人たちでいっぱいになります。
また、娯楽施設として、街には必ず映画館があり、
映画館で見る映画のチケットは、下記のような値段設定ですので、
通い放題の定期券は大変お得です。
・映画館に通い放題の定期券:1ヶ月約25ユーロ
26歳以下の方は、この価格より3割くらいは若者割引がありますので、映画好きにはたまりませんね♪
まとめ
ニースは、スーパーや生鮮食品、交通費は、安いのですが、住居費、外食費は高いです。
それでも、パリや東京などの大都市に比べれば、生活費は随分安くなると思います。
そして、語学学校に通うとなるとこれらの生活費に学費が加わってきます。
▼ インターナショナルハウスニース校では、3ヶ月以上の長期留学の方に大変リーズナブルな長期割引をご用意しております。
今回は、支出の面から見てみましたが、少しはニースでの生活のイメージがついたでしょうか?
それでは、楽しく有意義な留学生活を過ごせますように♡
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