フランスの中国人街とコロナウイルス
みなさん、こんにちは!
インターナショナルハウスニース校のMIMOSA(@ihmimosa)です。
という疑問にお答えします。
現在のフランス、ニースの中華街の様子も併せて見てみましょう。
フランスのコロナウイルスに対する今までの対策と経緯
フランスでは、フランス政府軍用機を武漢に向かわせ、1月31日に武漢からの帰国した181人のフランス人全員を14日間隔離しました。
隔離とはフランス語でQuarentaine(キャランテンヌ)と言い、
これは数字の40を表すフランス語なのですが、
中世に伝染病を持つ人たちを40日間隔離したことから、
このキャランテンヌということばが隔離、検疫を表すようになり、今でも使われています。
(このフランス語が語源となり、英語でも隔離することをQuarantinedと言います。)
今回、武漢からの帰国者が隔離されたのは14日間です。
そして、帰国者にコロナウイルス感染者は発見されませんでした。
隔離された人たちは、身体的にもメンタル的にも苦しい状況に置かれますが、
この政策が功をなしたのか、
一時は入院している感染者全てが治癒に向かい退院の目途が付いたものの、
中国に立ち寄った一人の英国人からスキー場で拡散され、
この記事を書いている今、12人の感染者がいます。
フランス国内のコロナウイルス感染状況は、
フランス公衆衛生局のサイトで最新情報を見ることが出来ます。
情報は、随時更新されています。
ニースの中華街や中華料理店では
パリも含めフランスの一般市民は、幸いコロナウイルスの感染を恐れながら生活していません。
フランスでは、病院以外でマスクをする習慣がないですし、友人のフランス人女性は、
と言っていたので、開放性を大事にするフランスでは、マスクに対する考え方が日本とまるきり違うのだと思います。
コロナウイルスによるアジア人差別についての記事はこちらからどうぞ。
パリの中華街から客足が遠のいてるという噂は耳にしたのですが、
ニースの小さな中華街や中華料理レストランはいつものように繁盛していました。
ですが、中国などからの観光客の数が例年に比べて減っていることは確かかもしれません。
今はカーニバルの時期で、ニースにはそれでも沢山の観光客で賑わっています。
(この後、開催中のカーニバルは中止になりました。)
終わりに
日本の感染者数が日に日に増えていくのを見て心配しています。
ダイヤモンドプリンセスの船内の状況も、本当に大変なことになっていて、早く解決に向かう日が来ることを願うばかりです。
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