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【フランス留学】フランスで学生ビザ(滞在許可証)を延長する方法

ニースの生活
フランスの県庁で滞在許可証を取得する方法

【フランス留学】フランスで学生ビザ(滞在許可証)を延長する方法

みなさん、こんにちは!

フランス在住14年、今まで現地で学生ビザを3回程延長してきたMIMOSA(@ihmimosa)です。

学生ビザは、渡仏前に日本で申請、取得が必要ですが、

4カ月~1年の留学が可能な長期学生ビザ (VLS-TS étudiant) を取得しておくと、

渡仏後、お住まいの地域の県庁で

「滞在許可証」を申請し、

日本に一時帰国などしなくても、学生ビザを延長することが出来ます。

この記事では、現地で滞在を延長したいと考えている方に向けて、

フランスで「滞在許可証」を申請する方法

をご案内します。

それでは、早速見て見ましょう♪

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フランスで滞在許可証を申請する手順

休み明けは、沢山の人が並んでいる場合があるので気を付けましょう。

お住まいの地域によって詳細が違う場合はありますが、

一般的に滞在許可証を申請するステップは、

①  滞在許可証の申請に必要な書類を集める。

② お住まいの地域の県庁で予約を取る。(予約制でない地域もあります。)

③ 予約した日時に書類を持って行き、受領されたら「レセピセ(Récépissé)」と呼ばれる受領証を受け取る。

④ 「滞在許可証」を受け取りに行く。

です。

こうしてみると簡単なようですが、

書類に不備があったり、担当者によって提出書類が違ったり、

予約制ではなく、先着順の県庁もあり、一日の人数制限があったりして、

一筋縄では行かない場合もあるかもしれません。

滞在許可証の申請の予約が取れる県庁もあるのですが、

ニースのある(アルプ・マリティーム県)の県庁は、基本的には予約制ではなく、

休み明けなどで申請者の多い時は、また翌日以降に並ばなければなりません。

早朝から並ぶと午前中に自分の順番が来ることもありますが、出遅れてしまうと午後まで

順番を待たなければならず、受付が終了してしまって、

翌日以降に出直しということを何度か経験しています。

私は、ニースの県庁で学生ビザを2回、家族ビザを5回ほど申請していますので、

合計して30回は、県庁にビザ(滞在許可証)の申請や受領に出向いています。

全てが上手く行けば、申請に1回、受領に1回でビザの延長が出来ますので、

最寄りの県庁が遠い地域にお住まいの方などは、

事前に不備のないように書類を揃えて行くと良いでしょう。

そして、当日、良い担当者に当たれば、上手くいくはずです!

フランスの滞在許可証の申請に必要な書類

滞在許可証の申請に必要な書類をご案内します。

全ての書類は、原本とそのコピーが必要となります。

こちらは、ニースのあるアルプスマリティーム県の県庁の必要書類ですが、

県庁によってや時期によって変わる可能性がありますので、

事前に各県庁のホームページなどで必ずご確認下さい。

必要書類 説明
パスポート 有効期限内のパスポートと⻑期学⽣ビザ
(パスポートの原本と、顔写真ページ・フランスに⼊国した日付の入ったページのコピー)
学校の登録証明書 学校の入学確認書など
戸籍謄本 日本から取り寄せるなどして、フランスの日本大使館や領事館でフランス語の法定翻訳をお願いしましょう。
滞在証明書

3ヶ月以内の電気やガスの請求書、電話代の請求書や賃貸借契約書など

▶ ホームステイや間借りなどの場合
☑ 大家さんやホストファミリーのIDの両面コピー
☑ 大家さんやホストファミリーなど滞在先の住所の入った電気やガスの請求書☑ ホストファミリー滞在なら学校からのファミリー登録証明書、間借りなら大家さんからの住居証明(手書きでも可なので大家さんに一筆書いてもらいましょう)

顔写真 3枚(35mm×45mm)
残⾼証明書 ユーロ建ての銀行の残高証明書
延長する期間 × 一月615ユーロ以上の残高が必要です。

学校の成績証明書

フランスの学校での今までの成績や出席率を示す書類
DELFやDALFの合格証書、出席率証明書など
(学生ビザを延長するに値するかどうかを示す必要があります。)

書類を揃えるのは、法廷翻訳が必要だったり、戸籍謄本が手元にない場合は、

日本からの取り寄せが必要だったり、大変な作業かもしれません。

もし「これは、必要ないかな?」という書類があって迷った場合は、

担当者によって提出書類が違う場合もあるため、持って行かれることをお勧めいたします。

ニースの県庁内には、

証明写真のブースやコピー機、ジュースやコーヒー、スナックなどの自動販売機はありますが、

ニースの県庁はニース郊外にあり、周辺にあまりお店などがないため、

読みかけの本や、飴やクッキー、りんごなどちょっとしたおやつを持って行くと、

長い待ち時間の気分転換にもなると思います。

県庁によっては並ばなくても良い、予約制の所もあるのですが、

ニースの県庁は、午前9時が開庁時間なので、開庁1時間前くらいから並んで、

午後14時半までに無事に1回で受領されたら万々歳です。

ですが、私の場合、

3ヶ月以内の請求書や戸籍謄本が必要だったり、

リストに掲載のなかった返信用の郵便切手や封筒が必要だったりで、

当日や後日、また出直しています。

フランスの滞在許可証の受け取り

滞在許可証の受け取り

上記の書類が受領されると、受領証「レセピセ(Récépissé)」を発行してもらえます。

これは、「滞在許可証は、現在発行中ですよ」という証明なので、なくさないように保管しておきましょう。

通常ですと1カ月後ぐらいには、滞在許可書を取りに来てくださいとの連絡が来ます。

夏のバカンス時など時間がかかる場合はありますが、

ビザの有効期限が切れる2カ月前までに申請をしていたら、

大体の場合は、ビザが切れる前に滞在許可証を受領することが出来ます。

晴れて、「滞在許可証」を手にした時の喜びは、格別なものがあります ^^) ♪

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まとめ

フランスは書類社会だと思います。

「滞在許可証」の申請は、フランス留学生活の中でも、難関になるかもしれません。

全て順調に運んでも、まだかなと思いながら待つのは、ストレスかもしれません。

その代わり、受領出来た時の喜びはひとしおです!

この記事が少しでも今から滞在許可証を申請する人のお役に立てたら、嬉しいです♡

 

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