【初心者向け】短期間でフランス語会話が上達する5つのコツ
みなさん、こんにちは!
フランス語を覚えるのに苦労しつつ、早10年が過ぎましたMIMOSA(@ihmimosa)です。
フランス語が早く上達するコツが知りたいな。
独学でフランス語を勉強したいけど、どのような方法があるのかな?
という疑問にお答えします。
渡仏当初は、「ボンジュール」程度のフランス語しか知らず、
ホストファミリーとの会話が全くなりたたなかった私でも、
今では日常会話に困ることはなくなりましたし、
フランスでフランスの企業に勤めることが出来ました。
この記事では、フランス語を習い始めた人や、
フランス語をもっと頑張りたい人に向けてフランス語会話が上達するコツを
フランス語初心者さん向けに書いてみました。
それでは、さっそく見てみましょう♪
目次
初心者の私が短期間でフランス語会話が上達した5つのコツ
英語もそうですが、日本のフランス語の学習方法は、
「文法」と「発音」へのこだわりが強すぎるように思います。
規律性を大事にする日本では、言語学習だけでなく「水泳」や「柔道」などの習い事も
も然りなので、これはもう日本の文化に根付いたものなのだと思うのですが、
過去分詞や定冠詞、不定冠詞がどうこうと教えられても、
実際にフランス語を読んだり話したりする時に、
「これは過去分詞だから、動詞はこれを使うのかな・・・」
などと、頭で考てから話したりはしませんよね?
フランス語のテストの時は、また違うのかもしれませんが、
実践的なフランス語会話には、始めに文法を制覇する必要はないと思うのです。
それでは、どういった方法で習得すれば、良いのでしょうか?
私が今まで実践してきた内容をシェアして行こうと思います♪
1.フランス語の挨拶の言い回しを覚える。
言葉はコミュニケーションの手段であり、人とのコミュニケーションは、挨拶から始まります。
フランスでは、お店に入る時も店員さんに「Bonjour ボンジュール」と挨拶をしますし、
又、お店を出る時も
「Au revoir オロボワー」(さようなら)と挨拶をします。
ですので、まずは日常で使う簡単な挨拶を覚えてしまいましょう。
文法的になぜこうなっているのかなどの理論を覚える必要は、なしです。
それは、フランス語の勉強が進んで行くと、後々必ず理解できるようになるので、
最初は理屈抜きに覚えてしまって下さい♪
▼ フランス旅行やフランス留学で必須の、言えると嬉しい挨拶例です。
Bonjour |
こんにちは。 |
Bonsoir | こんばんは。 |
Au revoir | さようなら。 |
Merci | ありがとう。 |
Merci beaucoup | どうもありがとう。 |
Non, Merci | 結構です。 |
Ça va? | 元気? |
Oui, ça va bien, merci | ありがとう。はい、元気です。 |
Je vous en prie. De rien. |
どういたしまして。 |
Je suis désolé(e). | ごめんなさい。 |
Bonne journée! | 良い一日を! |
Bonne soirée! | 良い夕べを! |
Bonne nuit | おやすみなさい。 |
まずは、これくらい言うことが出来れば、つかみはOKです。
相手に良い印象を与えることが出来ますし、挨拶が出来るとフランス旅行や留学の醍醐味が増えることでしょう。
2.「ランゲージエクスチェンジ」や「タンデム学習」を利用する
「ランゲージエクスチェンジ」(言語交換)や
「タンデム学習」と言う言葉を聞いたことがありますでしょうか?
日本語を勉強中のフランス人やフランス語圏出身の言語パートナーを見つけて、
日本語とフランス語をお互いに教え合うことを言います。
私がカナダでワーホリをしていた時は、
カナダ人とのランゲージエクスチェンジはカフェや留学センターなどで頻繁に行われていましたし、
欧米ではメジャーな学習法なのです。
良いランゲージパートナーに巡り合えると、プライベートレッスンと同じ効果が得られて、
短期間でフランス語を習得することが可能ですし、
その上お金もかからないので一石二鳥な言語習得方法です。
ランゲージパートナーは、「Tandem」というアプリで無料で探せます。
フランス語だけでなく、英語や中国語など様々な言語のエクスチェンジパートナーを
探すことが出来ますので、良かったら試してみて下さいね。
「Tandem」学習アプリ
>> https://www.tandem.net/ja
3.頭で考えていることをフランス語で声にして独り言を言う
みなさんは、朝起きて
「今日は、どういう服に着替えようかな」とか
「朝ごはんは、何にしようかなあ」などと
考えたりしますよね?
初心者の方でも、フランス語で簡単な文章を組み立てることが出来る方なら、
頭の中の考えを声にして、フランス語にすることが可能だと思います。
自分の耳から音としてフランス語を聞くことが出来ますので、頭へのインプットもしやすく、
そして自分で考えて組み立てた文章なので、文字として起こすことが可能でしょう。
その時に、たとえ、文法や発音が間違っていたとしても、そんなに気にしないで大丈夫です。
重要なのは、日本語で考える前にフランス語で直接考えることが出来るようにすることです。
もし自信がなければ、紙に書いてみて、機会がある時に、
先生やフランス語の分かる人に聞いてチェックしてみましょう。
そのようにして、段々、正しい文章で独り言を言うようになれれば上出来です。
「フランス語で考えるだけではだめなの?」
「何で声に出さなくてはいけないの?」
と思われるかもしれませんが、声に出して言うことでリスニング効果も得られ、
紙の上の勉強だけの何倍もの速さでフランス語会話が上達することでしょう。
思い立った時にいつでも始められますので、良かったらやってみてください。
4.フランス語で日記をつける
フランス語が読めるようになると、書けるようになります。
日本のアパレルショップやパティスリなどは、フランス語の店名が多く、
フランス人は驚くそうですが、
日常生活でフランス語を目にすることは少ないと思いますので、
フランス語の参考書を読んだり、映画のフランス語字幕などを読んだりすると良いですね。
そして、少し慣れてきたら、簡単な日記など、書きたいことをフランス語で書いてみましょう。
最初は、グーグル翻訳などで翻訳したものを書き写す形でも大丈夫です。
自分の手で書いていき、そして出来ればそれを声に出して読んでみてください。
フランス語で日記を書くのが習慣になれば、フランス語力は確実にアップしていくはずです。
5.オーディオブックのAudible(オーディブル)
「オーディオブック」とは、スマートホンやタブレットなどを介して、耳で聴くことが出来る本です。
電車の待ち時間や移動時間などのちょっとした隙間時間を有効活用できるので、
時間がない方でも耳からフランス語学習が出来ます。
Amazonの「Audible(オーディブル)」は聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
月額1500円の有料サービスとなるのですが、1ヶ月間の無料体験があり、
いつでも入退会出来るので、一度試してみられては如何でしょうか?
言語を習得する際に、その言語を耳から聴くことは欠かせないですし、
オーディブルで聴けるフランス語の学習本がありますので、是非どうぞ。
▼ 私のお勧めは日常会話の表現が豊富なこちらの学習本です。
登録をしなくてもお試しで聴くことが出来ます。
番外編:フランス人やフランス語圏出身の友人や恋人を作る
言葉が上達するには、フランス人やベルギー、スイスなどのフランス語圏出身の
友人や恋人を作ることは一番の近道です。
気が合う友人や恋人のことは、もっと知りたいと思うでしょうし、
相手の方も片言の会話でも意思疎通が出来るように努力してくれるものです。
何よりも日常的で実践的なフランス語会話の上達の機会となるでしょう。
出会いの場がないという方は、思い切ってフランスやベルギーに留学してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この他にも、
- フランス語の映画を見る
- フランス語のラジオを聞く
などして、常日頃からフランス語に触れる機会を増やすことは大切です。
フランス語を短期間で上達させるためには、文法や発音にそれほどこだわらず、
赤ちゃんが言葉を覚えるように、
- 耳で聴く
- 音読する
など実践的な方法が近道なのではないかと思います。
言葉はコミュニケーションを取るための手段ですので、フランス語に沢山触れる機会を作って、
実践的に表現力や語彙力を増やして行きましょう。
日本人は完璧主義なので、失敗を恐れる風潮があるのですが、
少しくらい「発音」や「文法」が間違っていても、あなたのフランス語は通用します。
重要なのは完璧に話せることではなく、話そうと努力をすることなのです。
ですので、間違いを気にしないで、どんどんフランス語会話を楽しんでみて下さいね。
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