【日本人家庭もあり】フランスでホームステイする場合の規則
みなさん、こんにちは!
フランスのホームステイと聞いて、どんな家庭を想像しますか?
私(@ihmimosa)は、両親と二人の子供がいる、ごく一般的な家庭を想像していました。
ですが、実際は、退職されたマダムの一人暮らしの家庭や、
シングル家庭、モロッコやチュニジアなどからの移民の家庭などが大変多く、
中には日本人のいるファミリーのご紹介も可能です。
今回の記事では、
フランスでホームステイをする場合にルールや決まり事はあるのかな?
という疑問にお答えします。
個人主義のフランスでは、生活習慣も十人十色なのですが、
日本の習慣との違いや、日本から来る前に知っておいた方が良いことをシェアしていきます。
それでは、最後までお付き合い下さいね♪
目次
フランスのホームステイの規則
ホームステイは共同生活なので、お互いが気持ちよく過ごすためにも、
ある程度のルールを知っておきたいですよね。
日本とフランスは、言葉の違いはもちろん、気候や風習、コミュニケーションの仕方なども違います。
ホームステイをする場合に驚くことがないように、生活の違いや、気を付けることなどをご紹介します。
日本からフランスに初めてホームステイする場合に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
フランスのホームステイの規則 ~食事編~
フランスの一般家庭では、通常、夕食は家族一緒に頂きます。
夕食の時間は大体19時以降と日本よりも少し遅めだと思います。
(観光客の多いお店は営業時間も早めですが、レストランなどでの夕食の時間も同様です。)
朝食は、セルフサービスな場合もあり、ポットに入ったコーヒーや、
シリアルやパン、ジャム、バター、ヨーグルトなどが用意され、各自で好きなものを頂きます。
朝はクロワッサンやパンオショコラ、昼はサンドイッチ、晩はバゲットなど、3食パンを食べる習慣があります。
つまり、フランスのパンは、日本のご飯のような存在なのです。(朝食はパン食という方も増えているかもしれませんが。)
▼ ホームステイする時の食事のルールは、下記のようなものがあります。
☑ 夕食に遅れる場合は、前もって夕食を取っておいてもらう必要があるのかを伝えましょう。
☑ 家族の一員として受け入れてもらっているので、
テーブルセッティングや後片付けは、手伝いましょう。
☑ ホストファミリーが不在の場合、家に食材を使って自炊になる場合もあります。
☑ ステイ中に日本食や得意料理などを作ってあげると大変喜ばれます。
☑ フランスの水道水は、飲むことが出来ますし、ニースの水道水は、美味しいです。
冷蔵庫のジュースや清涼飲料水などを飲むときは許可を取りましょう。
フランスのホームステイの規則 ~洗濯編~
インターナショナルハウスニース校では、1週間に1回の洗濯は、
ホームステイ料金に含まれています。
洗濯は、洗濯機を使わせてもらえて、自分でする場合と、
ホストファミリーが洗濯してくれる場合があります。
自分で洗濯をする場合でも洗剤は、週に1回でしたらファミリー宅のものを使わせてもらえます。
それ以上洗濯する時は、洗剤は自分で用意すると良いでしょう。
景観を損ねるため干してはいけない場所などありますので、
干す場所は、ホストファミリーに事前に確認しましょう。
コインランドリーの価格は、1回5ユーロ程です。(乾燥機は別途)
週に1回以上洗濯をする場合、追加料金が必要な場合もあります。
下着などは、1週間分持ってくるか、その都度手洗いするなどしても良いですね。
フランスのホームステイの規則 ~お風呂編~
お風呂場の使い方は、日本と大分違うため、トラブルの元になることがあります。
空気が乾燥しているので、浴槽に浸かる習慣がなく、フランス人は朝にシャワーを浴びます。
浴槽がない家庭も多いので、まず湯船に浸かることは出来ないと思ってよいでしょう。
もし浴槽があっても、貯めたお湯を家族の人と共有することなどはありませんので、
お湯を貯めても良いのかを確認しましょう。
給湯器の中のお湯を使い切ってしまうと、次の人の分のお湯が貯まるまで時間がかかることがあり、
シャワーにかかる時間を気にするホストファミリーは多いです。
☑ 頭や体を洗っている時など、お湯を流しっぱなしにしないようにしましょう。
☑ いつでも使用して良いという家庭もありますが、シャワーの時間は大体7時~22時頃までです。
水の音が響いてしまう場合などありますので、シャワーの時間帯については、事前に確認しましょう。
フランスのホームステイの規則 ~電話・インターネット編~
みんながスマートホンを持ち、海外とテレビ電話出来るのが普通になって来た昨今ですので、
家庭の電話を使う機会はないかもしれませんが、
フランスで一般電話から一般電話に掛ける場合の通話料は、全国無料です。
電話の契約にもよりますが、携帯電話に掛ける場合は通話料が発生しますので、気を付けましょう。
ホストファミリー宅では、通常WIFIが使えますが、出先などでも常時接続したい時などは、SIMの購入やポケットWIFIが便利です。
フランスのホームステイの規則 ~タバコ編~
喫煙については、たばこを吸う人もそうでない人も気になるかと思います。
フランスでは健康の為の禁煙運動が推進されていて、たばこの値段はひと箱(20本)で10ユーロ以上します。
屋内での喫煙は禁止されていて、レストランやカフェ、カジノやクラブなどの一般施設内では、喫煙することが出来ませんし、電子タバコも同様です。
屋外や開放されたテラス席などでは喫煙が可能となります。
禁煙のホストファミリーが多いですが、ご希望でしたら喫煙できるファミリーをご紹介することも可能です。
フランスのホームステイの規則 ~来客編~
ホームステイの場合、基本的に友人や恋人、家族などを家に連れてくるのは、
NGとなっていますが、
ホストファミリーの了解を得た時は、連れてくることが出来ます。
仲良くなると、友人やご家族を夕食に招待してくれるホストファミリーもいますので、
その場合、ワインを持っていくなり、プレゼントを持っていくなりすると良いでしょう。
日本人家庭のホストファミリーもご紹介出来ます!
インターナショナルハウスニース校では、ご希望のホストファミリーのリクエストを承っております。
喫煙、禁煙、アレルギーの有無などはもちろんのこと、子供のいる家庭、ペットを飼っている家庭、
夫婦が揃っている家庭など可能な限り、リクエストにお答えしています。
人気があるのは、奥様が日本人、ご主人がフランス人の日仏ファミリーです。
フランス人では難しい細かいケアが隅々まで行き届き、通常の家庭での会話はフランス語、
困ったときは日本語で意思の疎通が出来るので、メリットの多いファミリーだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
色々なルールがあったと思いますが、フランスのホストファミリーは、
日本人の生徒さんを迎え入れるのを心待ちにしています。
その訳は、日本人は、きれい好きですし、規則を守るし、うるさくない人が多いからです。
これは、日本の風土や教育によるものだと思いますが、他の国籍の生徒さんにはない魅力です。
「郷に入れば郷に従え」ということわざのように、
フランス流の生活習慣を身に付けて、いち早く現地の生活を楽しんでくださいね♪
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